ひきこもり地域支援センターと座談会を開催しました

去る7月7日(水)、ピアサポートセンター2階におきまして、高知県ひきこもり地域支援センターから職員3名をお招きして、通算4回目となる座談会を行いました。当方からは、役員3名、ピアサポーター6名が出席しました。

今回は、スタッフが個人的に抱えている疑問に関する質問が多くありました。闊達な議論が展開されるうちに、ピアサポートとは何か、という本質的な課題に収束していきました。ピアサポーターから、「業務を担うことに限らず、自身のリカバリーの過程を見せていくことが既にピア活動であり価値があると思う」という意見が出て、興味深く感じました。ひきこもり地域支援センターから、「ひきこもり経験者がピア活動を行うことはとても意義がある。地道だけれど続けることが重要」とご発言いただき、励まされる思いがしました。

また、ピアサポーターが手に負えない状態に陥った場合、積極的に他の関係機関に相談したりつなぐことが推奨されました。つなぐことによるリスク回避、専門家との役割分担、無理をしてまでピア活動をしない、などの事項が併せて確認されました。

次回は9月の開催を予定しています。