M.I ずっと前にレストランで調理の仕事をしていたときに使用していた包丁で使い物になるものを選んで研いで使っています。でもそのなかに、型を崩してしまって使い物にならないものが何丁かあります。高価な品物ですので、いらない、ぽいってことは出来ず保管していました。
つい最近になって、メーカーに送って研ぎ直しをする術を思いつきました。自分で研いで直せば？ とお思いの方もいるでしょう。これが実に固くて自力での修正が困難なのです。下手なときに熱心に研いでいる包丁ほどたちがわるく、型が崩れています。
自力でできそうなものが一丁ありましたので、試みたのですが、一週間ほどで諦めました。やはりメーカーで機械で修正していただいたほうが効率的でコスト的にも然程変わらず賢い方法だと気づきました。自力で試みていた時に修正砥石で擦っていたのですが、砥石の減りが半端なく時間も労力も多大に掛かりました。
メーカーから帰ってきた包丁をチェックするときちんと直っている♪ やっぱりプロは凄いです！ お値段がトータル5000円以上しますが…（送料が高い）。でもやはり商売、微妙にバリが残っているというか、そこはセルフでやります。今度は型を崩さないようにと慎重に研いでいきます。30分くらい研ぐと満足のいく切れ味になりました。餅は餅屋といいますが、それです（笑）。なるべく賢く生きて、良いものに囲まれていたいです。